ラボっ子の就職先大紹介!


みんなはラボ卒業生がどんな業種で活躍しているか知っているかな?

それぞれの就職先や就職活動でラボがどのように役立っているかを3人の卒業生と広報会議メンバーのあひるに取材したよ!


2011年度卒業生 「そう」さん 職業:短期大学の講師

Q 現在のお仕事の内容は?

A 短期大学の講師として、主に教職に関する科目を教えています。

 

Q お仕事の中でラボがどのように役立っていますか?

A ラボが役立ったことはたくさんありますが、1つあげればテーマ活動です。ラボではテーマ活動を通して英語(外国語)で話したり物語を表現したりします。CDを聞きこみ、役になりきり、物語の世界を形にしていく過程で、ことばと文化を身体で覚えていきました。現在、私は大学教員としてアメリカの教育改革を研究しているので、現地でインタビューをすることもあります。ラボでの経験は教育学の道を志すきっかけにもなりましたし、ことばや文化の違いに対する壁を取っ払ってくれました。専門的な知識・技術は学校や職場で身につけるものですが、ラボは自分の不得意分野を含め、可能性を広げてくれました。


2017年度卒業生 「しゅーへい」さん 職業:旅行会社の営業

Q 現在のお仕事の内容は?

A 会社の慰安旅行のプランを提案して、実際に引率したりしてます。

 

Q お仕事の中でラボがどのように役立っていますか?

A 実際色々あるけど1番に言えることは「ことば」です。仕事をする中で、上司、お客さん、施設の人、等々常に人と関わっています。一度に関わる人数も大小あって、もちろん最少は1人から、多い時には100人くらいの前で話したこともありました。1人でも100人でも変わらないのは「自分の発言に自分の気持ちを込めて話すこと」です。話の組み立て方がスムーズにできたり、いざ人前に立つと意外と上手く話せたりするのは、ラボっ子時代の経験が生きているなと感じます。ただ端的に分かりやすく話すだけならラボっ子じゃなくてもできると思うけど、そこに気持ちを乗せることに長けているのはテーマ活動で気持ちを考えたり、学年の違う人たちとことばを交わすラボっ子だったからなのかなと感じています。


2018年度卒業生 「きの」さん 職業:土木コンサルタント

Q 現在のお仕事の内容は?

A 土木コンサルタントっていう職業に聞き覚えのない人も多いかもしれませんが、簡単に説明すると皆さんが利用している道路や橋、鉄道といった公共の施設を作る仕事で、私はその中でも設計に携わっています。設計というとものの形を紙に描き起こすだけのように聞こえますが、それだけではありません。発注先との打ち合わせや場所の調査など、アクティブなこともやります。今年は人生で一番日焼けしたかもしれません。

 

Q お仕事の中でラボがどのように役立っていますか?

A ラボが役に立ったことはたくさんありますが総じて表現するなら、「新しい環境への適応力」というのがしっくりきます。地区,

支部活動やキャンプなど、新しい環境で知らない人との活動に慣れていたことが、同期や先輩と打ち解けるのを早めてくれました。また、縦の年代での活動をしてきたからこそ、上司や仕事相手とのコミュニケーションを自然に行うことができました。そして、テーマ活動を続けてきたからこそ、わからないことをわからないと言える力と、自分なりに考えを伝える力が仕事を早く覚えるきっかけになってくれています。


てんむす広報4年生 「あひる」 春からの職業:看護師

Q 来年からのお仕事の内容は?

A 来年からは、看護師として就職します。保健師として働く選択肢もあったけど、まずは最先 端の現場で自分を磨きたいと思い、看護師として就職を決めました。希望部署はHCU・ICU (集中治療室)か高度救命救急センターです。10年後に山Pになることが今の目標です。(実際は山Pはドクターだから冴島さんみたいなフライトナース)

 

Q 就職活動の中でラボがどのように役立ちましたか?

A 僕が感じるラボの良いところであり、自分自身も活かすことができたと感じるところは、 「経験」の敷居が低いことです。

ラボを語るとき、みなさんだったらなんて説明しますか? 異文化交流 ・英語(多言語)と日本語の演劇発表 ・多年齢交流 ・キャンプ ・高校生のリーダー育成 ・世界のお話、昔話に出会える ・絵本やCDが教材 ・ことばがこどものみらいをつくる ・・・

パッと思いつくだけでこれだけあるならば、僕が思い浮かばないだけできっともっとたくさ んの側面があるでしょう。 その中でも大学生になってから感じるのは、リーダーになることができるチャンスがたくさ んあるということです。そしてその敷居(チャレンジしやすさ)が圧倒的に低いこと。 大学生活動以外にも、キャンプ、地区やパーティ活動なども含めたら、本当に限りなくリー ダーになるチャンスが誰にでもある。これは必ずしも、上に立つことが偉い、というわけで はなくて、こうしたチャンスが多いということはリーダーを支えるチャンスも多いというこ と。こうした経験を、自分がどう捉えるのかによって、自分の武器にできると思います。言 語化できると、就活でもかなり優位ではないでしょうか。

 

Q 来年度からはお仕事の中でどのようにラボを役立てていきたいですか?

A 僕がラボで得たことは、すごく平たく言うと「チームプレーの難しさとたのしさ」、「世界 のお話から得た語彙と教養」、「再会が楽しみな仲間たち」です。 これから社会人として、久しぶりのストレスフルな場に飛び出すわけですが、僕の職場 は、薬や治療法などの正解が決まっていることと、人との関わりという正解が決まっていな いことと二つがあると思うので、目標に向かってい自分の努力を積み重ねることや他人との 関係において重要な想像力などを活かしていきたいと思います。
ラボでしか得られなかったのかと言われればそうではないかもしれませんが、少なくとも、 ラボをやっていたおかげでこれらのことに深く向き合い考えられるようになったと僕は思います。


あひるはさらに就職活動を経て感じた、ラボで得たことを詳しく語ってくれました!

●僕がラボで得たこと

①自分の師匠がたくさんいる

ラボに在籍している大学生は、看護系の大学に通っている僕にとって刺激的な人が多い。特に僕の大学は2年目以降は単科のキャンパスなので、ほぼ4年間同じ人達と授業を受けるこ とになり見方によっては閉鎖的です。 それが自分にとって、マイナスな面が多いと考えた僕は、大学1〜3年生の時にあらゆる チャンスがあれば飛びつくようにしていました。今回は「ラボ」ということで限定すると、 先輩や同世代との関わりや直接自分が知らなかった人とも、先輩を通して知り合うことがで きた。これは自分にとって大きかったです。特に、同じ志を持った人や、僕より数倍賢くて話を聞いていてとてもワクワクするような人、自分の弱点を指摘されているのになぜか嫌な気分にならない人、「あ、この人のここは真似しよう」と思える自分の師匠にたくさん出会 えたのは、ラボに属していたからだと思います。
 
②事務局さんや大人との出会い

①と似ているところもありますが、これはラボっ子に限ったことではありません。人生の先輩である、ラボママ・パパやテューター、事務局さんと出会えたのも就職活動に大きな影響がありました。人と話すことに抵抗がなくなることはもちろんですが、自分のことを正当に理解してくれている人が周りにいる、と感じられるだけで精神面で自立することができると感じました。就職活動をする中で、話が通じないなあと幻滅することはあっても、希望を失わずにいられたのは、こうしたところもあったのだと思います。 
 
少し余談になりますが、、。これは就活に活きた、というよりは人生経験としてという話に なります。僕はぜひ大学の4年間でわかものフェスティバル、合宿を開催するという経験をしてほしい。ポジションによって得られる経験は異なりますが、必ず自分のこれからに活きるはず。詳しい話は割愛しますが、ぜひ。。


卒業生の皆さん、あひる、取材のご協力と素敵なお返事をありがとうございました!

どの職業に就いたとしても、ラボで得たことは活きてくるんだね!

みんなも自分の夢ややりたいことに向かって頑張ろう!きっとラボの活動や思い出が支えてくれるはず!

【記事担当:デカ】